誰もが一度は高級フランス料理を食べてみたいと思っているでしょう。
しかし、高級フランス料理を食べるためにはテーブルマナーを知る必要があります。
そこで、本記事で「テーブルマナー」について解説します。
この記事さえ読めば、あなたも「テーブルマナーマスター(TMM)」となれるでしょう。
テーブルマナーを知らないとどうなるか?
はじめに、テーブルマナーの重要性を知るために「テーブルマナーを知らずに高級フランス料理店に入店した人」の末路を紹介します。

高級フランス料理が食べたい。

高級フランス料理が食べたい!!


あ、こんなところに高級フランス料理が食べられるホテルが!
興奮してきた。

彼は着の身着のまま高級フランス料理店に入店してしまいました。


テーブルマナーを知らない奴が来た!!捕まえろ!!

何をする!

何をする!!

彼は火あぶりにされてしまいました。
このようにテーブルマナーを知らない状態で高級フランス料理店に入ると、大変なことになってしまいます。
家を出る前に
テーブルマナーの重要性を知れたところで、ここから解説を始めていきます。
テーブルマナーというのは朝起きた瞬間から始まっています。テーブルについた瞬間から気を付ければよいというものではありません。
家を出る前にすることを本章で解説します。
店に電話をする。
まず初めにすることは朝の5時55分に店に電話をすることです。
何事もそうですが、挨拶というのは重要です。挨拶が出来ない大人に高級フランス料理は似合いません。
また、5時55分にもGo(5)GO(5)GO(5)ということで店に対してこちら側の意気込みを伝えるという意味があります。
電話に出てくれない、もしくは文句をいってくる店は高級とはいえませんので、マナーなんて考えずに本能のまま行動しましょう。

店と電話が繋がったら、「シェフを出せ」と言いましょう。お客様は神様なのでなるべく偉そうにすることがポイントです。
そのあと、シェフに「今年のロブスターは?」と聞かれますので、「今年のロブスターは脂がのっている」と答えましょう。
このマナーが生まれたのは以下の経緯があります。(有名な話ですので、ご存知とは思いますが。)
18世紀のフランスでは味の違いが分かる人にしか料理を出してはいけないという法律がありました。
それを識別するためにシェフは「今年のロブスターは?」と聞くことにしていました。
ご存知の通り、今ではその法律はなくなっていますが、その名残として上記のマナーが残っています。
服装を確認する。
家を出る前に鏡で服装を確認しましょう。
高級フランス料理店にはドレスコードがあります。
ドレスコードにそぐわない服装はマナー違反となり、重罪になりえますので必ず確認をしましょう。
店のランクによりドレスコードは変わってきますが、以下はほとんどの店でマナー違反となりえますので、避けたほうが無難でしょう。

また、デニム等のカジュアルな服装もマナー違反となりますので、スーツ等のフォーマルな服装にしましょう。

移動手段について
まさかとは思いますが、店まで電車で向かおうとしていないでしょうか?
移動手段にもマナーは存在します。(ちなみに移動手段のマナーのことを「トラベルコード」と呼びます。)
人から見られないからと油断していてはTMM(テーブルマナーマスター)にはなれません。
トラベルコードもドレスコードと同様に店のランクにより変わってきますが、以下はほとんどの店でマナー違反となりえます。

店にはリムジンもしくはポニーで向かうのが無難です。

店に着いたら
店と契約を交わすため、入り口の壺に血をいれます。
これを忘れてしまうと料理が出てこないばかりか、自分自身が食材になることがありますので絶対に忘れないようにしましょう。

その後はウェイトレスに従って、席まで行きましょう。
席に着いたら
あとは食事を楽しむだけです。
以下のマナーを押さえておきましょう。
食事中は音を出さない
食事中に音を出すのはマナー違反です。会話をしないのはもちろん、息遣いにも細心の注意を払いましょう。
テルミンの演奏は許されている店も多いので、演奏したい場合は事前に確認を取りましょう。

食器は端から使う
高級フランス料理店では食器が以下のように並べられています。
端の食器から使っていくのが、マナーです。

気持ち悪い食器でも必ず使う必要があります。

最後に
ここまで覚えていただければ、あなたもTMMです。
ブックマークして、高級フランス料理店に行く前に読み直してください。

………………………………ない。

テーブルマナーなんてくだらない。
各々が好きな食べ方をすればいいんだ!

ゴブリンが焼かれた日、人も動物も植物も全ての生物が涙を流したという。
しかし、あの炎はまだ僕らを照らし続けてる。
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